見た目はスイカで中身はメロン!果肉が美しいマルセイユメロンをお試しあれ
梅雨の時期に食べたい季節の果物と言えばメロン。
濃厚な甘みと香りを楽しめる高級フルーツだ。
果肉の色から、「青肉」「赤肉」「白肉」の3種類に分けられ、マスクメロンやアンデスメロンは青肉系として馴染み深い品種だろう。
青肉系と同じネット系として人気な赤肉種は「夕張メロン」である。
柔らかくジューシーな果肉、リキュールのような香りとコクがある甘みがたまらない。
最上級品である特秀の糖度は13度を超えるそうだ。
是非食べてみたいが、夕張市でのみ生産できるブランドメロンは、2玉27,000円となかなか手が出ない返礼品である。
「ねっとりした甘みがある赤肉系を食べたい!」と、ふるさと納税サイトを調べたところ「マルセイユメロン」に辿り着いた。
バスケットボールのような縞と網目の模様が特徴的なメロンである。
産地としては、長崎県島原市、福井県あわら市が力を入れていて、それぞれ「島原風香」「花咲紅姫」と可愛らしいブランド名で押している。
名水百選の島原湧水、ジオパークの肥沃な大地が生みだした大人気メロン
「島原風香」、「花咲紅姫」どちらも美味しそうだが、先ずは長崎県島原市のマルセイユメロン「島原風香」を試すことにした。
島原市は、長崎県南東部に位置する温暖な気候で水に恵まれた地域で、一日の湧水量が22万トンと市内の至るところから水が湧く「水の都」である。
また、「ユネスコ世界ジオパーク」に選ばれた人と火山が共生する町で、美味しいメロンづくりに欠かせない「寒暖差」と「水はけ」の条件をそなえている。
この名水百選の島原湧水、火山性扇状台地の肥沃な恩恵を受けて育てられたメロンが「島原風香」なのだ。
島原風香は、なめらかな口あたり、ねっとり深みのある甘さに加えて、口に入れると濃厚な香りに包まれる。
スイカやキュウリと同様にウリ科植物のメロンは約90%が水分である。
ねっとりとした食感の果肉を噛むごとに、糖度15度前後のとても甘い果汁が口の中で広がる幸せを想像してほしい。
返礼品登録後、わずか3年で1万ケースを出荷する実績にも頷けるはずだ。
寄付額1万円で糖度15度前後の甘い赤肉メロンを堪能できる幸せ
3Lから4Lサイズのマルセイユメロン2玉の平均市場価は5,000円程度なので寄付額1万円はお得だ。
1玉1.6kgから2.0kgほどの4Lメロンなら、家族で分けてもお腹いっぱい食べられるだろう。
私は、青肉系、赤肉系どちらも好きなので、毎年2か所の自治体へ寄付しているが、同じメロンでも味も風味も大きく変わる。
細かいネット状の果皮に美しい縦縞が入った独特の形状のマルセイユメロン「島原風香」を一度味わっていただきたい。